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商工会からお知らせ

痛くなくなった≠治った

先週から今日にかけて4人の患者様が当院を卒業されていきました。

当院の卒業条件とは痛みを感じなくなって日常生活に支障がほとんど無い状態になる事です。とりあえず様子見にして通院を終了させます。(メンテナンスに定期的に通いたいと言う人は別)

しかしここで勘違いして欲しくないのは痛みを感じない=治ったとは限らないという事です。表立って痛みを感じないだけで潜在的に痛みが残っているという場合もあるのです。癖になって繰り返しているパターンがそれです。

普段特に痛い所が無いという人でも当院の一風変わった潜在的に痛む場所をあぶり出す検査法で診ていくと痛む場所がボロボロが出てきます。

そういった無意識下の不調を取り除く事で再発を防ぎ完治と言えるのです。

最近卒業した4人中3人は双方(患者と私)納得のもとでの卒業ですが、1人は自己判断で「痛くないしもういいでしょ」って感じで勝手に去っていきました。

その患者は半年前から腰痛に悩んでいて、寝る時・立ち上がる時・起き上がる時に右側の腰が痛くなるという症状でした。

話を聞いて症状の共通点が静止時から動き出そうとする際に痛みが出ているという事に気付き、また右側だけ痛いという点から肝臓の疲労が関わっていると予想しました。肝臓は主に右側にある臓器です。

当院の腰痛治療は大腰筋を緊張させている原因を解消させる事を基本としています。

①肝臓は大腰筋と表面の膜が直接繋がっており肝臓の緊張が膜を通じて大腰筋に伝わって硬くなってしまった。

②内臓にも疲労は溜まります。内臓が疲れてくると腫れて膨張します。膨張すると本来ある位置から数ミリ~数センチ下にズレます。内臓が下垂するとお腹の圧力が高くなり(腹圧)お腹側にある大腰筋が圧迫されて緊張してしまう。といった原因が考えられます。

肝臓を中心とした内臓全体の機能を活性させる施術を行い初日は終了しました。1週間後に再来した時に「2日位はまだ痛かったけど、それからぱったり痛くなくなった」と言います。数値で表すと痛みが10→8→8→0になったそうです。

いやいやいや! これはまだ治って無いでしょう。いきなりぱったり痛みを感じなくなったと言うのが一番厄介なパターンなのです。確かに動作確認でも痛みはありませんが、言霊検査を行っていくと全身に痛みが出てきます。特にお腹に反応が著明に出てくる事からまだ完全に内臓の疲労が抜け切れていないのでしょう。

施術後「たった2回で良くなった。凄いですね」と感心してましたが、(治ってねーし)と心の中でツッコんで、またすぐ電話してくるだろうなと思いながらお見送りしました。(笑)

ここで深追いしない私は商売下手なのでしょうね。

症状はあるんだけど何処がどう悪いか分からない。そんな方は特殊な検査を行う金井接骨院へ是非どうぞ。

当院の公式HPはこちら  http://kanai-sekkotsuin.jp/

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