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商工会からお知らせ

オスグッド症

バドミントンで膝を痛めた高校生Y君のお話です。

〇印の部分に痛みが表れる症状で、オスグッド症と呼ばれる障害です。
軽い症状なら運動中は痛いが(走る、ジャンプなど)日常生活は痛くないのですが、Y君の場合2ヶ月以上放置していたので、次第に階段の昇り降りや歩くだけでも痛くなるようになり、膝を曲げる事も出来なくなっていたした。
その他にも腫れ、熱感、圧痛などの症状もみられました。

スポーツ障害の中でも、このオスグッド症はシンスプリントと並んで難治とされている厄介な障害であり、私も苦労する事はあります。ただそれでも時間をかければキチンと治ります。

1回目の施術で階段の昇り降りがスムーズになりました。
しかし2回目来院してきた時、足をひきずって入ってきました。 どうも家の階段で段差を踏み外し膝を捻挫したようです。しかもオスグッド側の膝を。 ドッヒャ―――∑(゚◇゚ノ)ノ―――!!
という訳で2回目からはオスグッドは一旦置いておいて、捻挫の施術を始めました。
捻ったその日にすぐ来院したので、症状が酷くなる前に処置できたのが良かったです。施術後は非荷重での膝の曲げ伸ばしや歩行は改善されました。

3回目の施術も捻挫を優先させました。

4回目からは捻挫の症状はほぼ良くなったので、再度オスグッドの施術に取り掛かりました。

私のオスグッド症の治し方はざっくり説明すると脛骨粗面に付着する靭帯などの結合組織の癒着をひっぺがす手法を行います。
そして捻挫の治し方は関節内の圧力を下げる事を目的とした手法を行います。
この手法、実は全く同じ方法なのでありまして、1つのやり方で捻挫もオスグッドも治せる超優れものです。

そんな訳で4回目の施術の際、オスグッドの方もあらかた改善してました。日常生活での階段や歩行ではそんなに痛くなくなっておりました。
ただ日常生活とスポーツでは状況が全然違います。激しい運動時にも膝に負担がかからない様、足~脚~骨盤~背骨の矯正、大腿・下腿筋膜の調整も加えていきました。

5回目の施術以降は部活にも復帰してもらい、痛みをよく観察させました。どんな動作が痛いのか?痛くない動作はどれなのか?など本人が今の体の状態をしっかり把握する事は治療する上でとても大事なのです。

来院する度に痛みが減り、出来る動作が増えてきたと報告を受け、その時に適した施術を行い計8回でオスグッド症を完治させる事ができました。
その内2回は捻挫にかかってしまいましたが、今回は症状の割に早く治せた方でした。はやり本人の理解が早期改善には必要不可欠ですね。

過去にはもっと回数がかかってしまった症例もありますが、それでもオスグッドはキチンと治る症状なのです。

Y君と同じ症状で悩んでいる学生諸君。お困りなら一度ご相談下さい。

当院の公式HPはこちら  http://kanai-sekkotsuin.jp/

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